「肌断食って本当に乾燥肌にいいの?」
「肌断食をやれば化粧水をつけなくても乾燥しなくなるの?」
「肌断食は一時悪化するというが、そのまま続けてもいいの?」
とお悩みではないですか?
乾燥肌の人が肌断食をすると、もっと肌の状態が悪くなりますよ。
今回は、乾燥肌の改善に、肌断食をおすすめしない理由を3つご紹介します。
肌断食は肌本来のチカラを取り戻す方法
肌断食は、もともと肌に何の問題もなかった人が、肌本来のチカラを取り戻そうとするものです。
過度なスキンケアや、生活習慣の乱れ、病気や薬などで、肌の状態が悪くなることがあるからです。
例えば、肌に合わない化粧品、睡眠不足、乱れた食生活、ストレスなどが原因で、肌の調子が悪くなる場合ってありますよね。
そんなときに、肌本来のチカラを取り戻そうとするのが、肌断食なんです。
なので、乾燥肌の改善を目的としたものではありません。
乾燥肌にはワセリンだけでは不十分
肌断食は、ぬるま湯だけで洗う水洗顔や、純石けんを使って洗顔します。
純石けんは、無添加で肌にやさしいとされています。
ですが、乾燥肌には、洗顔自体が好ましくありません。
乾燥肌には、ふきとり化粧水を使うなど、できるだけ洗顔の回数を減らすように工夫しましょう。
そして、肌断食は、スキンケアにワセリンを使います。
ワセリンは肌に浸透せず、肌の表面に膜を張って保護するだけです。
肌にうるおいを与えてくれるわけではありません。
なので、さすがに、ワセリンだけでは、乾燥肌の対策に不十分なのです。
保湿成分が配合された、化粧水、乳液、クリームなどを使いましょう。
肌断食は効果が出るまでに時間がかかる
肌断食は、効果が出るまでに時間がかかります。
その時間も人によって違います。
数ヶ月から数年という期間です。
その間、肌の状態が悪化することも考えられます。
つらい思いをしても、成功するかどうかさえ分かりません。
あなたは、そんな状態を長期間、ガマンすることはできますか?
まず、家族にも顔を見られるのが、いやになります。
そして、いつもマスクをつけていないと、落ち着かなくなります。
そのうち、外に出ることさえ、できなくなるかもしれませんね。
まとめ
乾燥肌の対策には、ふきとり化粧水などを使って、洗顔の回数を減らすようにしましょう。
さらに、保湿成分の入った化粧水、乳液、クリームなどでスキンケアすることをおすすめします。
それでもダメなら、病院へ行って、皮膚科の医師に相談してみましょう。
肌断食は、もともと肌に何のトラブルもなかった人が、過剰なスキンケアや生活習慣の乱れで、お肌の状態が悪くなってしまった場合に行うものです。
なので、乾燥肌の改善を目的としたものではありません。
なにより、効果が出るまでに、時間がかかります。
数ヶ月から数年というレベルで、ガマンして待つことになります。
ましてや、万人向きではないので、やってみないと成功するかどうか分かりません。
そんなリスクは犯したくないですよね。
肌断食を試してもいいのは、乾燥肌ではない、10代から20代前半の人です。
なにより、若いうちは肌を修復する機能が高いからです。
肌断食は医学的なデータに基づいているので、危険はないでしょう。
30代以上の人は、やめておいたほうがいいでしょう。
年齢とともに、肌の修復機能が落ちてきているからです。
乾燥肌の人は、肌断食をせずに、きちんとしたスキンケアをおすすめします。
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